※ネタバレを含みます※ 未視聴の方はご注意ください。
いつものように妻をベッドに誘うと「明日じゃダメ?」とやんわり断られてしまった。その時点ですでにこちらはやる気満々で誘っているわけだから、肩透かしを食らった形になる。この込み上げて溢れそうな性欲をなんとかしなくては、眠れそうにない。
「動画購入していい?」一応妻に確認する。クレジットカード決済は毎月妻が全部チェックしているので、あとから説明するぐらいならオープンにしたほうが面倒なことにならない。
「ひとりでするの?」
妻がシーツから首だけを出して、こちらに尋ねる。そう、ひとりでするよ。
僕はスマホを出してFANZAのアプリを立ち上げる。どれでもいいとは思いながら、なかなか決められない。おすすめに並べられた作品のなかで、「笹本ゆう」という女性のサムネイルが目に留まる。大きな乳房と大きな乳輪。サンプル画像ではがっしりとした体格のように見える。
「こういう人好きよね」いつのまにか妻が僕のスマホを覗き込んでいた。僕はスマホをアームスタンドに括り付け、妻と二人で画面を共有しながら動画を選んだ。
「やっぱり胸が大きい人が好きなのね」その言葉には小ぶりな胸の妻の、すこし揶揄うような嫉妬が混じっている。確かにそうかもしれない。僕は作品の中に巨乳な妻を探し求めているのかもしれない。
「キミはこういう動画見たりするの?」
僕は好奇心から妻に尋ねた。妻はしばらく考えて「興味ないかな、他人のセックス見ても面白くないし」じゃあ自分のは?と僕は尋ねたが、それも見たくないとピシャリと否定された。
男湯タオル一枚入ってみませんか?そのタイトルは見覚えがあった。有名な企画モノで、女性がひとり男湯に入ってミッションをこなしていくというものだ。男性の性器を洗ったり、自分を洗ってもらったり、最後はセックスまでしちゃう人気シリーズだ。
「え?本当にそんなことするの?」妻は驚いていた。このあたりまだウブな妻がとても愛おしく感じる。じゃあ買ってみようということで、僕はさっそく動画を購入し、ベッドでの上映会が始まった。
「Iカップ……」妻がぽつりと呟いた。いつもなら飛ばし見する冒頭部分もなんとなく妻の事を考えて今回は見ることにした。スタッフから今回の撮影の趣旨が伝えられる。通常のAV撮影だと思っていた女優さんが今回の企画の趣旨を伝えられて狼狽えるところから、最初のミッション「全身の湯しずくを男性客に舐めとってもらい、お返しに男性客の大事な部分を舐めとって綺麗にしてあげる」ところまで。
隠しカメラで女優さんが服を脱ぐシーンが映し出される。下からのアングルは彼女の体のメリハリを強調するように映し出していた。

「もう、大きくなってる?」
妻は僕の顔を覗き込みながら聞いてきた。もちろん。動画の内容もそうだけど、妻と一緒に見ているという事がいつもより僕を興奮させた。ゆっくり妻の手が僕のペニスに添えられて、優しく撫でるように摩ってくれる。
着替えが終わるタイミングで男性客が入ってきた。「誰か来た!」妻が固唾をのんでみている姿が新鮮だ。「うわぁー」という何の疑いもなく見ている妻が高校生の時の自分と重なる。
いよいよ、ミッションが始まり女優さんが男性のペニスを手で洗い始める。「モザイクでよくわからないね」照れ隠しなのだろうか、妻は僕の視線を気にしながらも画面に釘付けになっている。女優さんが激しく男性客のペニスをしごき上げている。妻の手が僕のペニスをぎゅっと握りしめ興奮が伝わってくる。なんだこの新しい感覚。いいぞ。男性客が女優さんの大きな胸に発射してそのミッションは終わった。

シーンが切り替わり今度は三人の男性客が一気に入ってきた。
浴槽の淵に四つん這いになった女優さんが三人の男に体を舐められている。画面には大きな尻が映し出されその奥でおっぱいが揺れている。
次は湯舟に立ったまま男性に囲まれて、腕や脇を。そしてついに男性客のペニスを口で綺麗にするシーンに移る。
「本当にしちゃうの?」女優がペニスを恥ずかしそうに頬張ると妻は大きく息を飲んだ。
続いて淵に腰かけた男性客のペニスを大きなおっぱいで挟み込み、上下に擦りあげる。さらに口と手で男性客を刺激する。
「おっぱいで挟むと気持いいの?」妻の素朴な質問が飛んでくる。僕は経験が無いからわからないよ、というと「私ももう少し大きかったら挟めそうだけどな、あ、出た」男性客が射精した。
左右に男性を立たせ、乳房を弄られながら両手でペニスをしごいている。「この人、長い」僕と比べているのだろうか、妻の素直な感想が面白い。僕は頭を上下する度にゆさゆさと揺れるデカ乳に目を奪われていた。女優さんが口を開け、男性がそこに向かって自分のペニスを激しくしごいている。どうやら口に出すようだ。
「うわー、出たー」うわーって何だろう。やっぱり顔や口は好みじゃないのだろうか。もう一人の男性客のペニスを手でしごきながら舌先で鬼頭をチロチロと舐めまわす。

「これ、気持ちよさそう」僕は思わず呟いた。「してほしい?」妻が僕に尋ねる。「今度ね、今日はこれ見よう」動画はまだ半分も進んでいない。
次のミッションが言い渡される。「笹本ゆうの菊門を男性客にスケッチしてもらい一番上手な人とディープきす30秒」
「菊門ってお尻のこと?、キミ好きそうだね」
黒い水着は紐のようで全然体を隠せてない。後ろ向きで男性客にお尻を向ける。下着のような水着のような紐は体に境界線が引かれているようで卑猥に映る。男性客がお尻に触れて谷間を開こうとしている。女優さんが恥ずかしそうにそれを手で隠す。
指で左右に谷間を広げられ、モザイク越しに尻穴が露になる。カメラが寄るが肉厚の谷間からはなかなか尻穴を見ることができない。なんてもどかしいんだ。

彼女の周りに人だかりができて、四方から手が伸び彼女の乳房に触れようとする。画面の中が異様な雰囲気を漂わせている。妻の言葉数が少なくなっていた。彼女もまたこの雰囲気に飲まれているのだろうか。顔は心なしか上気して赤くなっているように見える。
僕のペニスに添えられた手は動きを止めていた。
恥ずかしそうにしながら、男性客から向けられた性欲を断り切れずに困っている表情が興奮を掻き立てる。

「全員とするの?」妻が心配そうに僕を見る。画面には男に囲まれて両脚を開かされ性器を拝まれたり、乳房にペニスを擦り付けられたり、いよいよプレイが過激になってきた。絶えず大きな乳房を弄ばれ、口にペニスを向けられては、なし崩し的に口淫させられている。
6人の男が彼女を取り囲み、ついにそのうちの一人と全員の前でセックスが始まった。手すりに手を突き後ろから男性が挿入する。立ちバックの体勢で男性客がゆっくりと動く。男が突くたびに女のちぶさがブルンブルンと円を描いて揺れる。男性客の囃し立てる声と水を打つ音。絶えずほかの男性客がペニスを彼女に向けてくる。
僕はそっと妻の下着に手を入れ、割れ目に指を滑りこませる。そこはすでにぐじゅぐじゅに濡れていた。妻は嫌ともやめてとも言わなかった。ゆっくり両脚を開き、僕の手を受け容れた。
画面の中では入れ替わり立ち代わり、彼女の体を求めて男性たちが群がっている。
男性客の激しいピストンで、彼女の乳房が揺れる。休む間もなく彼女の口にペニスが差し込まれる。場所は脱衣所に移り、ギャラリーも増えている。この現実離れした光景に、妻は言葉もなくただ見入っていた。肌がぶつかる音とギャラリーの囃し立てる声、女優の押し殺した息遣いが生々しい。
「ふぅ、ふぅ」妻の息が荒くなっている。
女性が抱えられるように、上から揺らされる。強制的な女性上位から、女優さんが自分から腰を振り出す。そこにまた他の男性客がペニスを口元に運ばれる。両脇の男性のペニスを交互に口に含みながら、舌になっている男性客へ尻を打ち付ける。
後ろから結合部を他の男性客に見られながら、激しく突き上げられ女優さんの表情も色っぽく感じている表情に変わる。次々と男性客が入れ替わり彼女にペニスを挿入していく。彼女の表情にはまだ恥ずかしさが残っているように感じられて、それがリアルさを生み出していた。次々と男性客が女優さんに精子を吐き出していく。
最後は部屋での浴衣姿からの絡みだ。フェラからパイズリ、正常位から騎乗位、背面に体位を入れ替え、次は四つん這いからのバック挿入。

浴衣から溢れ出す大きな乳房が見ごたえあり最高だ。
艶やかな髪が体にかかり、体のラインを際立たせる。デカい乳とデカい尻が揺れる様子は体位を選ばず大迫力で、僕と妻は画面に釘付けになった。
照明によって乳輪の色がピンクから褐色に変わる。男性の動きに合わせて僕は妻の性器を指でじゅぼじゅぼとかき回した。
「はぁ、はぁ」妻は画面から目を離さない。画面には正常位で突かれながら自分で乳房を揉みしだいている女優さんの姿が映し出されている。気持ちよさそうな表情で甘い吐息が漏れている。くちゃくちゃと湿った音がリズミカルに響き、やがて男性が女優さんの顔に向けて射精した。満足そうな笑顔を残して動画はそのままフェードアウトして終わる。
妻は感想を言えるような状態ではなかった。目を閉じ、僕の指の動きに身を委ねて、心なしかいつもより甘い声で喘いでいる。
「あん、あっ」いつもよりトーンの高い声が耳を楽しませる。もしかしたらこういうのが男性の(僕の)好みだと思って寄せてきているのかもしれない。これも動画の影響だろうか。
今夜は「しない予定」だったのに、結局妻は僕を受け容れた。動画のように、正常位から騎乗位、背面上位からバック、そして最後は正常位。動画に倣って妻を突いた。
ぱちん、ぱちん、と乾いた音がリズミカルに続く。妻の甘えたような声が部屋に響く。最後は動画に倣って妻の口に精子を吐き出した。妻の口を開けて待っている顔が忘れられない。
あたらしいセックスの楽しみ方を見つけたかもしれない。

